左官工事はどんな仕事?
- 2023.05.19
左官工事は、建築物の内外の壁面や床面に、モルタルやレンガ、タイルなどを使用して装飾的な仕上げを行っていく工事のことを言い、建築物の美観や機能性を高めるために、非常に重要な役割を担っている工事です。
左官工事として主に行われる工事は、壁面仕上げ工事や床面仕上げ工事、防水工事などがあります。
壁面仕上げ工事は、建築物の内外が問わず壁面に、モルタルやタイル、レンガなどを使用して仕上げを行っていく工事です。
仕上げの種類には、塗り壁、漆喰仕上げ、タイル張り、レンガ積みなどがあります。
床面仕上げ工事は、建築物の内外を問わず床面に、モルタルやタイル、レンガなどを使用して仕上げを行っていく工事です。
仕上げの種類には、タイル張り、レンガ張り、モルタル仕上げ、フロアコーティングなどがあります。
この他にも防水工事として、建築物の内外の壁面や床面に、防水加工を行ったりします。防水処理を行うことで、水漏れや湿気などから建築物を守ることができます。
左官工事は、美しさだけでなく、防水性や断熱性などの機能的な要素も含まれるため、専門的な知識や技術が必要とされます。また、高所作業や重量物の取り扱いなど、危険な作業も含まれるため、安全管理やリスクマネジメントにも十分に注意する必要のある仕事です。